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白内障とは
白内障とは、水晶体という外から入ってきた光を屈折させて網膜に像を写す、カメラのレンズのような役割をする組織が濁る病気です。
国内での白内障による失明率は低いですが、失明する可能性が少なくともあります。
しっかり処置さえすれば失明することはないので、症状や気になったことがあればすぐに検査を受けましょう。
白内障の原因
白内障はさまざまな原因で起こりますが、多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。誰でも年をとると水晶体は濁っていきます。
加齢以外の原因として、紫外線や喫煙、糖尿病が挙げられます。
白内障の症状
白内障の症状は、目の中の水晶体が白く濁ります。そのことにより、視力が低下し、次のような症状が現れます。
- 目のかすみ
- 光がまぶしく感じる
- 視力低下
- メガネの度が合わなくなる
上記の症状がありましたら一度、ご来院ください。
白内障の検査
白内障が進行すると視力が低下してきますから、視力検査は必ず行います。
他には、網膜の状態を調べる眼底検査や、水晶体の濁りの状態を調べる細隙灯顕微鏡検査、角膜の内皮細胞を調べる角膜内皮細胞検査、目の大きさを測定する角膜内皮細胞検査を行い白内障かどうか調べます。
白内障の治療
初期状態であれば白内障の進行を遅らせるために点鼻薬を用い治療します。
進行しているモノに対しては手術で水晶体を取り除き、顕微鏡を使って眼内レンズを挿入する治療が行われます。手術は局所麻酔ですので、手術中に痛みを感じることは、ほとんどありません。超音波で濁った水晶体を砕いて取り出し、眼内レンズを入れる方法で手術を行います。
白内障の予防
白内障は目の水晶体が濁る病気です。水晶体が濁る原因として水晶体の成分のたんぱく質が紫外線によって酸化してしまうことです。なので日差しが強い場合はUVカットの効果があるサングラスや、つばのある帽子をかぶり酸化を防ぎましょう。
また栄養面だとブルーベリーなどに含まれるアントシアニンは目の酸化予防によい言われています。